楽天トラベル、流通総額は22%増−今期にも「単月泊数でJTBを抜く」

  • 2008年2月18日
 楽天は平成19年12月期決算のうちトラベル事業は、流通総額が前年比22.6%増の2200億円、売上高は23.4%増の129億900万円、営業利益28.9%増の60億400万円となった。昨季は人員の増強など、「将来に向けた投資で営業利益は大きな伸びは確保できていない」ものの、年2500万泊を確保する体制を整えており、今期には単月でJTBを泊数ベースで抜き、来期には通期でリアル旅行会社の第1位となる泊数を目指していく。

 昨年12月にトップページをリニューアルするなど、このところレジャー需要を意識したサイトを構成としているところ。特に、ANA楽パックのダイナミックパッケージでの使い勝手向上を目指し、オープンジョーの対応を可能とするなど、各種のサービス拡充を進めているところ。グアムの海外現地法人の設立では、コンシェルジェ対応が可能なラウンジの開設を行うなどサービスレベルの向上に努めている。