
大韓航空(KE)はルーブル美術館が所蔵する名画「モナ・リザ」を模したラッピング機を、2月12日から仁川/パリ線で運航している。KEは昨年7月、ルーブル美術館と6年間のパートナーシップ契約を締結していたもの。モナ・リザ機はボーイング747-400型機で、ハングル文字を集結して描くタイポグラフィーでデザインされており、韓国とフランスの交流を表現しているという。今後、2010年までの3年間に全4機の「モナ・リザ」機が登場する予定だ。

また、2月12日にはパートナーシップ提携の第1弾として、ルーブル美術館での新たなマルチメディアガイドサービスの運用が開始された。これはPDAを活用し、ビデオ機能を備えたもので、従来のオーディオのみのガイド鑑賞と比較すると情報量が大幅に増加しており、音と視覚による情報が充実している。
2月12日に開催された新サービスの式典で、KE会長の趙亮鎬会長は「今後もこのようなパートナーシップを継続する」と述べ、ルーブル美術館以外にも同様の提携をしていくとしており、芸術文化と旅行を活用した貢献をはかる。