香港ドラゴン航空、冬期で仙台線の定期運航を完了、夏期はチャーターで対応

  • 2008年2月7日
 香港ドラゴン航空(KA)は2007年10月28日に運航を開始した仙台/香港線の定期便を、3月29日をもって終了する。夏期は冬期ほどの需要が見込めないとして、運航計画の当初から、定期便運航は冬期のみと決定をしていたもの。これにより、08年の夏期は、チャーター便の運航によって、旅客需要に柔軟に対応していく。

 定期運航中の実績は、KAでは特定路線の業績は発表しない方針のため明らかではないが、「満足のいくもの」という。KAでは同路線について、2007年1月から定期運航開始までの約10ヶ月間で約40本のチャーター便を運航しており、仙台圏のニーズや市場性を重視。今後も関連企業などパートナーと連携をとり、仙台/香港線の需要喚起に努める考えで、08年冬期の定期運航についても「市場の動向によるが、意向はある」としている。