JTBトラベランド、店舗を一元的に支援−電子カルテ順調稼動でセンター開設

  • 2008年1月30日
 JTBトラベランドは2月1日、全国3ヶ所にカスタマーセンターを開設、3月1日から実務にあたる。これは東京、名古屋、大阪に設置し、店舗の支援業務を行うもの。JTBトラベランドは沖縄を除く全都道府県に401店舗を展開、ショッピングセンター、デパート、駅ビルなどに拠点を置くインショップであることから、混雑時の対応、新規申込などJTBコールセンター、ホームページなどとの連携を図っている。さらに、昨年10月から32店舗で電子カルテシステムを稼動しており、順調に稼動していることを受け、支援箇所を拡大し、顧客対応の記録を旅行申込書、手配進行管理書面などカルテ単位で管理、共有することでサービス拡充をはかる。電子カルテシステムは4月に221ヶ所に拡大、2008年秋には全店舗で稼動を予定している。

 カスタマーセンターの主要業務は、店舗で対応できない電話の応答、リモート端末を利用した予約の照会、変更、取り消し業務、確定旅程表の出力と顧客への送付、電子カルテシステムを活用した進行、入出金管理など後方業務の代行などとなる。当面はカスタマーセンターの支援店舗は1店舗から開始し、順次、支援店舗数を拡大し、業務フローの確立、システム環境の改善などをはかる。2009年度末までの約2年間を実証実験期間として取り組む。


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