エア・パシフィック航空、B787-9型機3機の購入選択権を行使

  • 2008年1月29日
 エア・パシフィック航空(FJ)は、ボーイングB787-9型機ドリームライナー3機のオプション(購入選択権)を行使し、2016年から2017年の間に受領する。これにより、FJが所有するB787-9型機は2011年から2012年の間に受領する5機とあわせ、合計8機となる。今回オプションを行使した3機の発注総額は5億8000万米ドル(約615億円)で、発注済の5機をあわせると約1600億円となる。なお、今回の契約には同型機3機の追加購入権が含まれ、行使すると2019年以降に受領し、合計11機となる。

 B787-9型機は総座席数320席で、ゼネラルエレクトリック社のエンジンを搭載する次世代旅客機。2012年までに受領する5機は現在運航しているB747-400型機とB7667-300ERと入れ替え、今回発 注した3機は2016年以降に見込む旅客需要の増加に備えたもので、この8機は主に日本や米国などの長中距離路線に導入する予定だ。また、FJは今回の発注にあわせてスタッフ約160人の雇用を見込んでいる。