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九州運輸局、広域観光ルート支援モデル事業に2地域を選定

  • 2008年1月16日
 九州運輸局と九州地方整備局は「九州広域観光ルート支援モデル事業」として、福岡県飯塚市、東峰村、大分県日田市、熊本県荒尾市を対象とする地域(“恋の華”柳原白蓮と“炭坑王”伊藤伝右衛門ルート広域連携協議会)と、大分県臼杵市、津久見市、佐伯市、宮崎県延岡市を対象とする地域(日豊海岸(URA)ツーリズム推進協議会)の2つを選定した。これは観光立国推進基本計画に規定された「広域連携による観光振興の促進」に関する九州独自の取り組みとして決定したもの。07年11月には対象地域を公募し、応募された4地域から選出した。

 このうち、“恋の華”柳原白蓮と“炭坑王”伊藤伝右衛門ルート広域連携協議会は「“恋の華”柳原白蓮と“炭坑王”伊藤伝右衛門のゆかりの地を巡る旅」をテーマに設定。2人をめぐるさまざまな物語を要素に、知的好奇心を満たすテーマ型の旅で誘客をはかる。ゆかりのある建物や施設の保存、管理、周辺整備や情報発信、ピーアール活動が主な内容となる。

 一方、日豊海岸(URA)ツーリズム推進協議会は、「浦(URA)物語プロジェクト〜日豊海岸津々浦々をスローに過ごす〜」がテーマ。日豊海岸の浦と呼ばれる集落に根付く産業や歴史、食などを掘り起こし、観光資源として磨き上げ、観光振興と地域活性をめざす。