ニューヨーク、「エコ」クリスマスツリーがロックフェラーセンターに登場
ニューヨークのロックフェラーセンターで、11月28日にクリスマスツリーが点灯した。このツリーは、省エネLEDライトを3万個使用しており、同施設の屋上に設置されたソーラーパネルが電力をまかなっている「エコ」ツリー。LEDを用いることにより、1日あたりの電力使用量を、従来の3510キロワット時から1297キロワット時に削減できるようになった。さらにロックフェラーセンターの共同所有者であるティッシュマン・スパイヤー社では、民間が所有するものではマンハッタンで最大の363枚のソーラーパネルを屋上に設置したほか、ツリーの切り倒しにはエネルギー削減のため、人力によるのこぎりを使用。ソーラーパネルに関しては来年度から、ツリーの電飾期間の42日間に、消費量を超える電力を発電する予定だという。
これら取り組みに対し、ブルームバーグ・ニューヨーク市長は、「毎年訪れる50万人のニューヨーカーと観光客は『環境にやさしいクリスマス』を夢に見ることができる」と称賛。さらに今回のツリーだけでなく、廃水を最小限に抑えるグリーン・ルーフや、複合施設全体を冷やす氷による冷房設備を2008年に完成させることも発表した。
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◆ニューヨーク、ツリー点火式、ロックフェラーセンターのスケートリンクなど(2007/11/19)
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