香港ドラゴン航空、11月1日にワンワールド正式加盟へ

  • 2007年9月5日
 香港ドラゴン航空(KA)は11月1日、ワンワールドに正式加盟する。KAは現在、中国本土の19都市、週400便ほどを運航している。これにより、ワンワールドのネットワークに新たに重慶、長沙、成都、福州、海口、昆明、桂林、寧波、南京、瀋陽、三亜と武漢の中国12都市が加わるほか、マレーシア・コタキナバル、カンボジア・プノンペン、タイ・プーケットも加わる。なお、カンボジアはワンワールドの新たな就航国となる。

 ワンワールドは今年、日本航空(JL)とJL系列の5社、マレブ・ハンガリー航空(MA)、ロイヤルヨルダン航空(RJ)、ラン・アルゼンチン航空(4M)、ラン・エクアドル航空(XL)に続くKAの加盟で11社が新たに加わることとなり、発足後で最大の拡張となる。今回はキャセイパシフィック航空(CX)の子会社のKAだが、JL、ラン航空(LA)など「系列航空会社」枠が拡張の最大の特徴だ。