
全日空(NH)は、9月1日から運航する成田/ムンバイ線のビジネスジェットで、インドで事業を展開する日本企業15社の声を活かし、「安らぎ」や「寛ぎ」をテーマにサービスを提供していく。日本企業へのインタビューを実施し、「機内だけでもほっとしたい」、「ゆったりくつろぎたい」という声が集まっていることから、シートに機能を多く詰め込まずにシンプルで寛げる構造とした。毛布は高級シルク製を採用し、ファーストクラスでも利用するラベンダーのアロマオイルサービスを提供する。また食事でも、「インドでは食べられなくなるものを食べたい」、「やっと日本のものが食べられる、というものを」などの意見に基づき、暖かいごはんと味噌汁、漬物を毎食提供できるようにした。洋食でも日本の香草を使用し、「日本を感じられる」ように工夫しているという。さらにアメニティポーチも、ウェットティッシュや靴磨きなど、「実際にインドで必要になるもの」を揃えた。
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