フィンランド航空、第2四半期営業利益は49%増、7月はアジア路線が続伸
フィンランド航空(AY)は、2007年4月から6月の第2四半期において、前年比8.8%増となる5億3810万ユーロ(約834億円)の総売り上げと、49.4%増となる2720万ユーロ(約42億円)の営業利益を計上した。AYでは、定期便路線の好調な伸びと、テクニカルサービス部門の事業改善による収益性の向上により、2007年度の営業利益は7000万ユーロ(約109億円)を上回るという見通しを立てている。第2四半期でのAYグループ全体の有効座席キロ(ASK)は15%増で、有償旅客キロ(RPK)も約14%増となった。
人件費や燃油費を含む運航コストは3.8%減で、営業コスト全体では3.1%増。懸念の燃油費については14.9%増であった。旅客1人当たりの売り上げ単価は、定期便路線で3%減となったものの、全体としては前年並みを確保した。アジアなどでの新規路線の就航や、運航効率の改善などにより収益率が向上しているという認識で、今後も2008年夏期のソウル路線への週5便体制での就航や機材のリニューアルなどの施策を展開していく。
なお、AYの7月の定期便全路線の総旅客数は前年比13.3%増の58万9776人、有償旅客キロ(RPK)は30.7%増、有効座席キロ(ASK)も26.4%増であった。定期便全体のロードファクターは1%ポイント低下して79.1%となったものの、新機材を投入したアジア路線でRPKが30.7%増、ヨーロッパ路線でも29%増となった。レジャー路線部門を加えたグループ全体での旅客数は、7.8%増の70万6808人となり、ASKは20.2%増、RPKは16.5%増、ロードファクターは79.7%となった。
また、定期路線部門の到着時における15分基準での定時運航率は78.4%で、レジャー路線を含むフィンランド航空全路線では、76.6%であった。
人件費や燃油費を含む運航コストは3.8%減で、営業コスト全体では3.1%増。懸念の燃油費については14.9%増であった。旅客1人当たりの売り上げ単価は、定期便路線で3%減となったものの、全体としては前年並みを確保した。アジアなどでの新規路線の就航や、運航効率の改善などにより収益率が向上しているという認識で、今後も2008年夏期のソウル路線への週5便体制での就航や機材のリニューアルなどの施策を展開していく。
なお、AYの7月の定期便全路線の総旅客数は前年比13.3%増の58万9776人、有償旅客キロ(RPK)は30.7%増、有効座席キロ(ASK)も26.4%増であった。定期便全体のロードファクターは1%ポイント低下して79.1%となったものの、新機材を投入したアジア路線でRPKが30.7%増、ヨーロッパ路線でも29%増となった。レジャー路線部門を加えたグループ全体での旅客数は、7.8%増の70万6808人となり、ASKは20.2%増、RPKは16.5%増、ロードファクターは79.7%となった。
また、定期路線部門の到着時における15分基準での定時運航率は78.4%で、レジャー路線を含むフィンランド航空全路線では、76.6%であった。