JTB法人東京、海外マラソン大会参加ツアー発売−40コースで1500名目指す

  • 2007年8月20日
 JTB法人東京は16日、海外の40以上のマラソン大会に参加するツアー「JTB・ワールドマラソンツアー」を発売した。これはニューヨーク、ベルリンなどの大型の大会のほか、ホノルルやマウイなどでの大会、北京オリンピックを前に注目が集まる北京マラソンなどのコースを取り扱うもの。特に人気の高いホノルルマラソンでは、他社との差別化を図るため、現地で有森裕子さんが前日にモーニングランや直伝攻略教室を開催し、ランナーの家族など走らない参加者のために、10キロメートルのウォーキングに同行する。

 2006年から2007年の昨シーズンの実績は32コースで980名で、2007年から2008年の今シーズンでは40コースで1500名を目指す。今回発行するパンフレットでは、9月から3月までの商品を掲載し、そのうち1月分までの申し込みを受け付ける。11月にパンフレットを更新し、同時に2月以降の申し込みの受付を開始する。

 同社では、2007年2月に開催された東京マラソンで、3万人の募集に対して9万人が応募するなど、マラソンに対する注目が高まっていると見ている。健康志向に加えて、「女性ランナーのウェアにはおしゃれなデザインが増えており、すそ野が広がっている」という考えで、1500名の目標達成に向けて団塊世代や女性層をコアターゲットの一つとして捉えている。