日旅、「秋の国内シニア短期留学」発売−ものづくりや「和」などテーマ

  • 2007年8月1日
 日本旅行は7月31日、「秋の国内シニア短期留学」の募集を開始した。これは大学などの教育機関で、地域の自然や歴史、文化、食などを学ぶプログラムで、特別講義のほか、学生と一緒に受講して図書館や食堂などを利用するなど、キャンパスライフを楽しめるようにしたのが特徴。講義に関連した場所を訪問する午後のアクティビティも、プログラムとして用意している。国内シニア短期留学は昨年、2校を対象に開催していたが、好評を受け今年は4校に拡大。そのうち、鹿児島大学でのコースは6月に終了しており、「秋の国内シニア短期留学」としては、「日本装飾美術学校・シニア短期留学−芸術マイスターコース」、「金沢大学・シニア短期留学」、「別府大学・シニア湯けむり短期留学」の3コースを設定した。

 日本装飾美術学校のコースでは、基礎編として金属、木工、ステンドグラス、ガラス、壁画モザイクの5つの工房でそれぞれ180分の実習を実施。その後に専門編として、基礎編に陶磁を加えた6つの工房から参加者の好みに応じて1つを選択させ、専門的な実習を行う。同校の学生寮の1人用個室を使用し、9月3日から10日の8日間で、1人14万5000円の設定だ。その他、10月18日から11月10日までの14日間、「金沢で日本の『和』を学ぶ」をテーマにした金沢大学コースや、11月14日から12月18日の8日間、「油屋熊八と観光の世界」をテーマにした別府大学のコースを設定した。