IATA、上半期のRPKは6.3%増、6月単体では5.3%増で直近9ヶ月では最低
国際航空運送協会(IATA)によると、2007年上半期国際線の有償旅客キロ(RPK)は対前年同期比6.3%増、有効座席キロ(ASK)は5.4%増、ロードファクターは75.7%増となった。上半期の平均ロードファクターは0.6%増の75.7%で、IATAでは各キャリアによるキャパシティの注意深い調整など、効率化の努力が数値に結びついた、と分析している。上半期の地域別分析では、中東でRPKが16.2%増加し全体を牽引している。またアジアや中東地域との接続がなされたアフリカが9.9%増となっている。アジア・太平洋地域はRPKが6.0%増、ASKが5.0%増、ロードファクターは74.3%であった。
なお、今後1年半の間に、現在運航されている全ての航空機の10%分にあたる約1800機の新機材が納入される予定。新規納入される機材を地域別のシェアで示すと、需要増加が著しい中国とインドを含むアジア・太平洋地域が全体の35%を占め、ついでヨーロッパ地域が26%、北米地域が25%だ。IATAでは、新型の航空機が高いロードファクターで効率的に運航されることにより、2020年までに燃料の効率化を25%改善するという目標の達成ができる、としている。
なお、今後1年半の間に、現在運航されている全ての航空機の10%分にあたる約1800機の新機材が納入される予定。新規納入される機材を地域別のシェアで示すと、需要増加が著しい中国とインドを含むアジア・太平洋地域が全体の35%を占め、ついでヨーロッパ地域が26%、北米地域が25%だ。IATAでは、新型の航空機が高いロードファクターで効率的に運航されることにより、2020年までに燃料の効率化を25%改善するという目標の達成ができる、としている。