DS応援プロジェクト:オランダ模擬問題3

  • 2007年6月25日

問 オランダの国民的キャラクター「ミッフィー」の作品が展示されている「ディック・ブルーナ・ハウス」がある街は次のどこか。
 
 A ロッテルダム
 B ユトレヒト
 C ライデン
 D キンデルダイク



  ――正解は最下行へ

ここに注目!


▽オランダのへそ「ユトレヒト」

アムステルダムから30キロメートルほど南に位置するオランダ第4の都市ユトレヒト。オランダ最古の町の1つであり、ドム広場周辺では現在でもローマ時代の足跡が見られる。中世のドム塔の眺望、運河の散策といったクラシックな魅力から、流行の先端をいくショップ、オープン・カフェ、劇場、周辺の緑豊かなエリアなどといった、伝統と活気が混在する多様な魅力にあふれている。


▽ユトレヒトの見どころ

・「ディック・ブルーナ・ハウス」でミッフィーに出会う http://www.holland.or.jp/dick_bruna_huis/
1955年、ユトレヒト出身のアーティストであるディック・ブルーナの手によって誕生した小うさぎの「ミッフィー」。絵本は世界で8500万部近く読まれており、「ディック・ブルーナ・ハウス」では、ミッフィーをはじめとしたディック・ブルーナの作品が常設展示されている。
 
・世界遺産「シュローダー邸」 http://www.rietveldschroderhuis.nl/
1924年にヘリット・トーマス・リートフェルトによって建てられたシュローダー邸は、デ・スタイル派を代表する建築物として世界遺産に登録された。デ・スタイル派とは、垂直か水平の直線のみで描かれた形や、赤・青・黄の3色を用いて表現しようとした、当時では最も進歩的な抽象主義のこと。リートフェルトは基調となる赤・青・黄色の3色に加え、白・グレー・黒色を織り交ぜたデ・スタイル派の典型的な配色を用いた。彼は1933年までこの邸宅内にスタジオを構え、人生最後の6年間もここで過ごした。邸宅はガイドツアーでのみ見学が可能となっている。

なお、ディック・ブルーナ・ハウスとシュローダー邸はともに、オランダ最古の博物館であるセントラル・ミュージアムの一部となっている。

・デ・ハール城  http://www.kasteeldehaar.nl/uk/index_flash.htm
ユトレヒト郊外にある19世紀の古城。東洋の花瓶やフランドル地方のタペストリーのコレクションといった芸術の至宝を多数所有している。これらの芸術品はエリーネ・ファン・ザイレンとフランス人の妻、エレン・デ・ロスチャイルド男爵夫人が世界中を旅行しながら集めたもの。城の周囲には広大な敷地が広がり、小さなヴェルサイユと呼ばれる美しい庭園やローマのレース場に似ていることから名づけられたローマ庭園、有名なローズガーデンなどがあり、城内のガイドツアーと合わせて楽しむことができる。





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