先日突然母親から「ねぇ〜、何かおいしいものでも食べに行きましょうよ〜！」というお誘いの電話があり、２人で丸の内のフランス料理店に行ってきました。その日は、有楽町で待ち合わせをし、銀座のデパートで買い物をした後、レストランへ。食事をしながら、父や兄のこと、お互いの仕事のこと、そして恋愛のことなど何でも話し、相談に乗ったり乗ってもらったりしました。

　私たち母娘は、予定が合えば頻繁にこのようなことを繰り返しています。一緒に買い物に行ったり、レディースプランを利用してホテルに宿泊したり、コンサートやミュージカルに行ったり、今回のようにおいしいものを食べにレストランに行ったり・・・。母娘関係だからこそ可能な「気楽さ」がお互い心地よく、私も母も毎回２人で過ごすこの時間を楽しみにしています。私＝娘視点でこの関係の良さを分析するならば、「気楽さ」と「金銭的サポート」でしょうか？食事などの場合は、大抵母にご馳走になってしまいます。「たまにだからいいのよ〜♪♪」という母の言葉に甘え、この時間を私からの金銭的負担が少なく楽しめてしまうのも娘視点での母娘関係の魅力です。

　最近、母娘をターゲットとした旅行商品も増えてきていますよね。私たち母娘は未だ２人で海外旅行に出かけたことはないのですが、日本でのショッピングや食事と同様、きっと母と一緒に楽しい時間を過ごせるのではと思っています。
私の母は、私と海外旅行をするなら、ヨーロッパに行って可愛いアンティークや食器などのお店めぐりをしたいと言っています。そんな旅行は女性で、しかも「気兼ねのない」娘＝私とするのが一番だとか・・・。いつも食事をご馳走になっているので、いつかこの旅行が実現する際は、是非私が母を招待したいと思っています！

トラベルビジョン　高橋　絵美