消費を増やしたい項目で旅行は2位−上海で働く人の消費傾向調査

  • 2007年5月19日
 日本総合研究所と楽天リサーチは、上海で働く中国人を対象に「上海で働く人たちの収入・消費に対する考え方調査」を実施した。これによると、収入に関しては60%以上の人が不満を持っているという結果となった。また、「とにかく安くて経済的なものを購入する」が79%、「自分が欲しいものは計画的に貯蓄をして購入する」が86%と多数を占めたのに対し、「自分が欲しいものは借金をしてでも購入する」は13%で、堅実な消費行動を好む人が多いようだ。今後消費を増やしてたい項目としては「健康に関連する費用」が第1位で76%、続いて「旅行に関連する費用」が69%、「資格取得、留学などの自己投資関連」が60%となった。

 なお、今回の調査は4月6日から4月12日までの期間、楽天リサーチ登録モニター約35万人から上海で働く男女を抽出し有効回答を得た300人のデータを基に集計したもの。対象者のお金に関する考え方を「収入」と「消費」の2つの観点から調べた。