JR東日本、「JR EAST PASS」をGDSに提供、訪日外客の利用増を見込む

  • 2007年5月17日
 東日本旅客鉄道は6月1日から、「JR EAST PASS」の海外での販売を拡大する。カナダに本社を置くAccesRailと契約、アマデウス、ワールドスパン、アポロ、ガリレオ、セーバーのGDS端末による流通経路を確保し、予約、発券などを行う。JR東日本によると、「JR EAST PASS」は2006年度の実績で1万4432枚を販売、今回のGDSへの提供では期間限定の引換証「JR EAST PASS SPECIAL」で6000枚、「JR EAST PASS」は1万7000枚、合計2万3000枚の販売を見込んでいる。JR東日本では、GDSへの提供により、これまでは限られた流通経路であったものが、GDSを利用する海外の旅行会社約15万店舗へと拡大することで、訪日外客の積極的な活用を見込んでいる。