ニッコウトラベル、河クルーズのキャンセル、今期へ需要シフト発生で減益(差替)
ニッコウトラベルの平成19年3月期連結決算は売上高8.5%増の53億6300万円、営業利益は6.4%減の2億3100万円、経常利益は23.0%減の3億5500万円、当期純損益は24.8%減の2億400万円であった。19年3月期では特にドナウ川の渇水によるキャンセルにより河クルーズで5900万円減、春のヨーロッパのツアーで3月から今期の4月への需要のシフトから8500万円減としている。なお、売上高のうち、直販分が44億8000万円、日本11都市で地方新聞社系列の旅行会社との提携販売分は8億8300万円となっている。また、円高市況から為替差損も発生し、経常で大幅に前年を割る結果となった。
顧客層の年齢構成については概ね変わりなく、39歳以下は145人の1.6%(昨年:151人、1.7%)、60歳代が3038人で33.4%(昨年:3170人、35.7%)、70歳代が4702人の51.7%(昨年:4529人、51.0%)となっている。人数は、昨年8880人から2.4%増加し、9095人となった。顧客構成としては1回目の新規客が19年3月期は2250人と前年から79人減少し、2回目以降のリピーターがやや増えており、リピーター比率は73.8%から75.3%へと上昇した。
なお、20年3月期の連結業績予想は売上高が8.1%増の58億円、営業利益は4.8%減の2億2000万円、経常利益は3億5500万円、当期純損益は2億400万円としている。特に、今後の方針として一段と高齢者に向けた旅行商品の販売を強化し、ニッコウが定義する「ゆったり度3」などでは午前9時出発午後4時30分着の旅行では2連泊、3連泊を中心として、体力的な理由で旅行をあきらめた層への販売を拡充していく。また同時に中国内陸部や東欧など、交通、宿泊施設が整備されつつあるデスティネーションについても取り組みを進める。
※2段落目の人数表記が間違っておりました。訂正させて頂くと共にお詫び申し上げます。(10時40分現在)
顧客層の年齢構成については概ね変わりなく、39歳以下は145人の1.6%(昨年:151人、1.7%)、60歳代が3038人で33.4%(昨年:3170人、35.7%)、70歳代が4702人の51.7%(昨年:4529人、51.0%)となっている。人数は、昨年8880人から2.4%増加し、9095人となった。顧客構成としては1回目の新規客が19年3月期は2250人と前年から79人減少し、2回目以降のリピーターがやや増えており、リピーター比率は73.8%から75.3%へと上昇した。
なお、20年3月期の連結業績予想は売上高が8.1%増の58億円、営業利益は4.8%減の2億2000万円、経常利益は3億5500万円、当期純損益は2億400万円としている。特に、今後の方針として一段と高齢者に向けた旅行商品の販売を強化し、ニッコウが定義する「ゆったり度3」などでは午前9時出発午後4時30分着の旅行では2連泊、3連泊を中心として、体力的な理由で旅行をあきらめた層への販売を拡充していく。また同時に中国内陸部や東欧など、交通、宿泊施設が整備されつつあるデスティネーションについても取り組みを進める。
※2段落目の人数表記が間違っておりました。訂正させて頂くと共にお詫び申し上げます。(10時40分現在)