DS模擬問題:ニュージーランド編1

  • 2007年5月14日

問 ワイポウア・カウリ森林保護区にある樹齢約1200年ともいわれるニュージーランド国内最大の巨木の名前は。
 
 A テ・マツア・ナヘレ
 B フォー・シスターズ
 C ヤカス
 D タネ・マフタ

  ――正解は最下行へ

ここに注目!


▽緑の自然豊かなニュージーランド

・深緑の神秘、カウリの森「カウリ」とは最大・最長樹齢となる常緑針葉樹で、ニュージーランド固有種。年数がたつと枝が落ちるため、木は寸胴で頭部に冠を抱いたような姿が特徴だ。ニュージーランドで最も有名なカウリが、ノースランドの「ワイポウア・カウリ森林保護区」にある。保護区内には樹高51.2メートル、樹齢約1200年の「タネ・マフタ(森の神)」や、樹齢約2000年ともいわれる「テ・マツア・ナヘレ(森の父)」などの巨木が存在し、今もなお、成長し続けている。環境保全省の管理する遊歩道があり、ニュージーランド原生の動植物の生態系を体感するユニークなアトラクションを楽しめる。

タネ・マフタ、テ・マツアナヘレ、ヤカスなどの見所へは、道路脇から伸びる短い遊歩道で気軽にアクセスが可能。本格的なトレッキング向きの、高台や丘陵地に続く道もある。
ファンガレイ i-SITE ビジター・センター http://www.whangareinz.org.nz/(英語)


▽世界のハイカー、憧れの地
・世界で一番美しい散歩道、ミルフォード・トラック
ニュージーランドのハイキングといえば、ミルフォード・トラック。1908年に詩人のブランチ・ボーンが例えた「世界で一番美しい散歩道」の言葉はすっかり、その素晴らしさを表す愛称として定着している。

トラックの特徴は氷河によって削られた谷間に沿って歩き、山岳地帯の峠を越える全長53.5キロメートルもの行程を踏破すること。環境保全省が管理する3軒の宿泊施設を利用しながら、4日間かけて歩くコースとなっている。滝や緑豊かな降雨林などの素晴らしい景色に加え、年間降水量が約5000mmの雨もまた、木々の色を映えるアクセントとなっている。個人歩き、ガイド・ウォークとも完全予約制で、それぞれに1日40人ずつの入山規制があるので、予約は早めにするのが良い。ちなみに、各宿泊施設には乾燥室が設けられている。

・受け継がれているマオリの精神も学ぶ、エコ・ツアー
ワイポウア・カウリ森林保護区では、ちょっとユニークなツアーが楽しめる。それは、原生林の保護などを行う「フット・プリンツ・ワイポウア」の、エコ・ツアー。保護区内の森林散策はもちろん、約1000年前に海を越えて渡ってきたといわれるマオリの精神や伝説、歌の紹介を取り入れ、文化体験の場を設けているのが特徴。詳細は下記へ。

フット・プリンツ・ワイポウア http://www.footprintswaipoua.com/(英語)

ノースランド観光局 http://www.northlandnz.com/(英語)
ニュージーランド政府観光局 http://www.newzealand.com/Japan/



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