KNT、「ファミリゾート」が初日1300名超、家族市場を分割した新構想効果か
近畿日本ツーリスト(KNT)は4月24日、夏休みの家族旅行向けのホリデイスペシャル「ファミリゾート」を発売、当日の予約数が前年比80%増の1300人超と好調なスタートを切った。今年はコンセプトに(1)子供の年齢別に分割化した商品対応(2)航空機座席確約プランの拡充(3)提案型商品の展開、とし、商品内容を充実させた。
特に注目したいのが(1)のコンセプト。市場を子供の年齢別に3つに細分化し、各層の動向にあわせて展開する。例えば、子供が未就学児の場合、学校の夏休み期間以外の需要が高いため、通常商品の「NO.1シリーズ」「JALスペシャル」の7月上旬と9月で値ごろ感ある価格設定や「添い寝割引サービス」を導入。また、メイン客層である子供が小学生の家族には、設定期間を従来3ヶ月間から8月までの2ヶ月間に絞った反面、「ファミリーお助けグッズ」のプレゼントなど付加価値サービスを加えて商品力を強化した。中学生以上の家族には、従来から展開しているコネクティングルームの仕入数を増加し、利便性を向上している。
初日の結果に対し、KNTでは時期尚早で分析できていないとしながらも、消費者の「3つの新コンセプトを感じてもらえたのではないか」とする。また予想として、今年のゴールデンウィークの日並びが2分化したため「夏の旅行にシフトした層もあるのでは」とも添える。上記の施策のほか、ファミリゾートでは今年から中国方面の商品も設定。前年比20%増の2万200人の取扱を目指す。
特に注目したいのが(1)のコンセプト。市場を子供の年齢別に3つに細分化し、各層の動向にあわせて展開する。例えば、子供が未就学児の場合、学校の夏休み期間以外の需要が高いため、通常商品の「NO.1シリーズ」「JALスペシャル」の7月上旬と9月で値ごろ感ある価格設定や「添い寝割引サービス」を導入。また、メイン客層である子供が小学生の家族には、設定期間を従来3ヶ月間から8月までの2ヶ月間に絞った反面、「ファミリーお助けグッズ」のプレゼントなど付加価値サービスを加えて商品力を強化した。中学生以上の家族には、従来から展開しているコネクティングルームの仕入数を増加し、利便性を向上している。
初日の結果に対し、KNTでは時期尚早で分析できていないとしながらも、消費者の「3つの新コンセプトを感じてもらえたのではないか」とする。また予想として、今年のゴールデンウィークの日並びが2分化したため「夏の旅行にシフトした層もあるのでは」とも添える。上記の施策のほか、ファミリゾートでは今年から中国方面の商品も設定。前年比20%増の2万200人の取扱を目指す。