JTB、世界の最北端と最南端の駅を訪問、今後も世界一を巡る旅行を企画へ

  • 2007年4月18日
 JTB法人東京海外旅行虎ノ門支店は4月20日、日本の旅行会社として初めて、世界の最北端の駅、ロシア北西端のニケリ駅と最南端の駅、アルゼンチンの「世界の果て」駅を訪れる世界縦断ツアーを発売する。このツアーはJTBパブリッシングが5月10日に発売する「にっぽん列島鉄道紀行」の第29号、および5月25日発売の第30号を記念して企画したもの。ツアーは、同誌に鉄道車窓マップという手書きの鉄道沿線図を描いた地図研究家の今尾恵介氏が監修し、同行する。JTBでは今後も世界最高所の駅をはじめ、ユーラシア大陸際東端、最西端を訪れるツアーなど、世界一を巡る旅行を設定していく予定だ。

 ツアーではニケリ駅で、白夜で幻想的な景色を観賞しながら、ノルウェー側のトロムセから空路、鉄道、バスを利用して1日以上を費やして世界最北端の駅を訪問。また、アルゼンチン・ウシュアイアに残る「世界の果て鉄道」に乗車して、最南端の駅を訪ねる。最北端、最南端で参加者には、到達証明書をプレゼントする。さらに、アルゼンチンではブエノスアイレスの地下鉄では、日本の丸の内線の旧型電車に体験乗車する。ツアーは7月20日から8月2日。旅行代金は148万円。