KNT、韓国行き商品を拡充、映画祭観覧ツアーなどを設定

  • 2007年4月9日
 近畿日本ツーリストは韓国の旅行商品を拡充する。KNT太田孝社長が昨年、大韓民国政府から日韓の文化観光交流の拡大に寄与したことが評価され「大韓民国国務総理賞」を授与。年間で韓国への日本人訪問者数を目標15万人と設定、韓国観光公社(KTO)との業務提携を通して販売増を目指している。この一環でこのほどKNTは、「韓国アカデミー賞 第44回大鐘賞映画祭観覧ツアー」を設定、4月7日から販売を開始する。日本側で唯一の公式協賛会社として映画祭の観覧者を募集。この映画祭は昨年4月から今年4月にかけて韓国で上映された映画作品を対象に審査、表彰するものだ。今回のツアーは2コースを設定し、料金は9万3000円から。

 さらに、日本で韓流ブームを起こしたユン・ソクホ監督の最新作「春のワルツ」がNHKの地上波で4月7日から放送開始したことを記念して、「ユン・ソクホ監督と四季シリーズのロケ地を巡る 韓国5日間」を4月6日から専用ホームページで発売する。今回のツアーでは「春のワルツ」で撮影に使用し、現在は韓流体験館の「フォーシーズンハウス」でユン・ソクホ監督とドラマ主人公のユン・ジェハ役のソ・ドヨンさんがツアー参加者を迎える。「冬のソナタ」のロケ地で有名なメタセコイア並木でのツアー参加者と監督との記念撮影をはじめ、高速フェリーを利用して「春のワルツ」のロケ地である青山島、「夏の香り」のロケ地の宝城訪問などを盛り込んだ。ツアーは5月31日から6月4日まで。旅行代金は13万5000円からで、募集人員は200名。

▽韓国アカデミー賞 第44回大鐘賞映画祭観覧ツアー
http://www.knt.co.jp/branch/0153/daejong

▽ユン・ソクホ監督と四季シリーズのロケ地を巡る 韓国5日間
http://www.knt.co.jp/tyoec/shiki