TPC、BSP精算期間の変更でアンケート実施、今夏もモンゴルへチャーター決定

  • 2007年3月1日
 海外旅行関連素材の共同仕入れ機構のトラベル・パーツ・センター(TPC)は、サプライヤー、バイヤーを集めて上期の商品発表会を開催した。TPCは昨年、取扱人数が前年比5%増を記録したほか、今回新たに3社が新規バイヤーとして検討しているなど、規模を拡大している。内外航空サービス常務取締役東日本営業本部長の松岡志郎氏は、今年はSAME DAY VOIDや、BSP精算期間の変更など航空券販売でビジネス環境が変わるということを踏まえ、「変化が起きる時こそチャンスがある。事情を見ながら、知恵を働かせて対応する必要がある」と語り、中小ならではの今後の展開に期待を示した。

 TPCでは、BSP精算期間が月2回から4回と複数回となることに対し、4回の方針を出している。しかし、最終決定をするにあたり、サプライヤー、バイヤーの意見の収集と、事務局としての対応を検討するため、アンケートを実施することとなった。

 なお、TPCは昨年に引き続き、モンゴルへのチャーター便の実施を決定。航空会社は日本航空(JL)で、8月に2本を催行する。さらに、新たなデスティネーションとしてネパールへのチャーター便も検討。運航会社、実施時期などの詳細は決定していないが、TPCチャーター委員会で前向きに検討しているという。