阪神航空、企画力を活かし、高品質で値頃感ある商品を打ち出す

  • 2007年2月20日
 阪神航空は19日、東京で2007年上期商品発表会を開催、これまでと変わりなく品質、顧客を大切に今期も展開していく意向を示した。阪神航空東京フレンドツアー所長の岡田浩氏は、今期のフレンドツアーのポイントとして、「円安、EUのインフレ基調、燃油サーチャージの高騰など旅行代金が上昇しているが、フレンドツアーは航空会社、ホテルとの関係から品質の高い商品を値頃感ある料金で提供する」と語った。

 特に、航空便の厳選と航空会社の指定、ホテルの絞込みなどを通して、廉価な価格で高い品質の商品提供を可能としており、商品開発でもスタッフが現地を訪れ、メニューや料理の味付けについて話し合ったほか、現地の人との交流を通してツアーに取り入れたポイントもあるという。こうした「こだわり」が今期の商品にも継続していることをアピールしていく。

 さらに、「昨年の阪急ホールディングス、阪神電気鉄道の経営統合により、阪神航空は、阪急とのダイレクトメールの一本化などを通して、費用を削減でき、この削減分をツアー料金に反映できている」と語り、「統合でのメリットを活かし、(顧客が)満足いく旅行を提供していく」としている。

 なお、会の冒頭、現地時間16日に発生したエクアドルでの事故について、岡田氏は「誠心誠意を込めて対応をさせて頂いている」とコメントした。