
コンチネンタル航空(CO)は14日、社員への利益分配制度「プロフィット・シェアリング」として1億1100万米ドルを分配した。COは2006年通期で純利益3億4300万米ドルを計上し、今回は2000年度の決算以来、6年ぶりの実施であった。COは同制度を1996年から開始、分配額としては今年、米系航空会社の中で最高額であると共に、COとしても最高額となった。なお、分配金は全4万4000人のうち管理職以外の社員へ渡された。

COアジア太平洋地区社長のマーク・アーウイン氏が14日に来日し、15日との2日間をかけて日本の社員に分配金を60名の社員一人一人に直接手渡したほか、バレンタインデーにちなんだアイスクリームなども用意した。アーウイン氏は、「コンチネンタル航空は一緒に働き、一緒に成功し、一緒にわかちあうことを掲げている。これを強みに最大額の利益をもたらすことができた」と語り、プロフィット・シェアリングの取り組みに喜びを示した。