国交省、訪日外国人1000万人達成に向け中国との交流拡大策を検討

冒頭、冬柴大臣は「訪日外国人は673万人近く。5年で(1000万人との)差を埋めなければならない」とビジット・ジャパン・キャンペーンの目標達成の道程を指摘。「日本からは約339万人が訪中したが、中国からは65万人に留まっている」とし、「何としてでも中国からの訪日客を誘致していきたい」とも。「常日頃中国へ力を入れている皆様に、何としてでも実現しなくてはならない政策に取り入れ、実行してほしい」と語り、出席者に1000万人必達への協力を訴えた。

これ以外にも、楊元元民航総局長と虹橋チャーター便構想について話し合い、楊氏から上海市との話合いに「全力を尽くす」約束も取り付け、日中航空協定は「年明け早々に開く」ことで、交流拡大の機運が着々と整っていることを示した。
訪日外国人1000万人に向けた日本側の対応としては、「ビザの発給など日本側でやることがある。また、クルーズ振興も合わせてやっていくことを合意した」と語り、積極的に展開していくことを語った。