ワンワールドの取締役会最高責任者にこののほど、カンタス航空（QF）最高経営責任者が内定した。この2年間は、イベリア航空（IB）会長のフェルナンド・コンテ氏が務めていた。

　ディクソン氏は今週、日本航空（JL）などの加盟などを議論するロサンゼルスでの会議から、アライアンス参加航空会社の経営責任者のトップに就任する。なお、JLは加盟すると同時に、系列航空会社5社も参加を予定。また、マレブ・ハンガリー航空（MA）は中央、東ヨーロッパでのハブ空港を提供、ロイヤル・ヨルダン航空（RJ）は急速に航空需要が成長する中近東地域にワンワールドの・ネットワークを展開する。

　これらの加盟により、ワンワールドとしては現在の世界135ヶ所、600都市に加え、約100都市のネットワーク拡大、アライアンスの年間売上は3割増となる850億ドルに拡大する。