国土交通省は2007年1月20日から2月28日まで、「YOKOSO！JAPAN WEEKS2007」を展開する。今年も昨年度同様、ビジット・ジャパン・キャンペーン（VJC）の中核事業の一つとして、東アジアの春節、旧正月の大型連休の時期を中心に国内外で集中的に展開する。

　海外では日本の各地域の冬の魅力をアピールし、観光地と一体となった集客活動を実施。日本では、10月20日から「YOKOSO！JAPAN WEEKS2007」中のイベントで、国宝や重要文化財の特別観覧、地域ぐるみの特別な外客誘致に関する取組み、訪日外国人観光客に対する各種料金の割引、特別プレゼントなどの特典の募集を開始。地方運輸局、または沖縄総合事務所が選定し、ホームページで紹介するほか、全国レベルで優れたイベントなどについては、小冊子で紹介する予定だ。そのほか、訪日外国人旅行者に対する各種料金の割引、特別プレゼントなどの特典を提供する各種機関などについては、ホームページから応募を受け付けし、ホームページや小冊子での掲載を予定している。

　さらに、国際観光振興機構（JNTO）などの支援を受け、外国人への案内機能をもつ施設「YOKOSO！JAPANデスク」の拡充をはじめ、無料の通訳案内サービス「YOKOSO！JAPANコールセンター」の設置などを展開し、外国人が旅行しやすい環境整備を行う。国交省はこの「YOKOSO！JAPAN WEEKS2007」を観光業界に加え、国民の外国人歓迎の意識醸成のための国民参加型の事業として成長させることを目指す。