ジャルパックはアイル、アヴァで直木賞作家の浅田次郎さんの小説の舞台を訪ねるツアーを企画、販売を開始する。これは清朝末期の混乱の中、宮廷を舞台に西太后に仕える「宦官」を主人公とする中国歴史小説「蒼穹の昴」、この続編「中原の虹」の舞台である北京を訪れるツアー。小説の世界へタイムスリップするよう清時代の街並みを歩くほか、浅田氏を囲んだ夕食会では、宮廷レストラン「仿膳飯荘」で西太后が好んだ宴席のダイジェスト版「ミニ満漢全席」を食べながら、執筆秘話を聞く。2日目も終日、浅田氏とともに観光し、「浅田ワールド」を体感する。

　なお、ツアーは浅田氏本人が同行する12月7日限定のアイルコースと、浅田氏が同行しないアヴァの2コースを設定。浅田氏が同行するコースは30名限定で北京4日間が17万9000円、アヴァは12月14日から3月29日までの木曜日出発で関空発が10万3000円から、成田発は10万6000円から、となっている。販売目標人員は300名としている。