国土交通省が主催、ジェイティービーがセミナーの運営を行う「こだわりステイ1week」セミナーが8月23日、東京の東商ホールで開催される。これは、長期滞在のニューツーリズムを提案するもの。団塊世代の大量退職を控え、地方でのロングステイ、2地域居住のニーズが高まると考えられていることから、各種インフラの整備などにより長期滞在の希望者が安心して地域に赴くことができる対策が必要とされている。このことから国交省は、長期滞在用の宿泊施設や滞在プログラムなどを九州の雲仙、佐世保・波佐見、別府、五島、阿蘇の5方面で設け、1週間以上滞在できるプランを用意、セミナーを通してモニター参加者を募集する。

　セミナーの第1部基調講演では、美術監督の種田陽平氏が「物語をさがす旅」をテーマに講演。続いてフランス語翻訳や通訳、講師のほかフランス流行事情や女性のお洒落に通じ、執筆活動を行う伊藤緋紗子氏が「これからのバカンス考」について語る。
　また、第2部では、「おとなの長旅・九州」コンソーシアム代表でJTB常務取締役事業創造本部長の清水愼一氏をはじめ、各地域代表者のプレゼンテーションを展開する。

　セミナー参加希望者は、下記へ名前、住所、所属先、電話・ファックス番号、eメールアドレスを明記し、ファックス、またはメールで申込むこと。なお、セミナーは先着順で受け付ける。

▽JTB「おとなの長旅・九州」実証実験デスク（JTBビジネスネットワーク内）
FAX：03-5396-8143
mailto:chiiki@jtb.jp