アメリカ大手航空会社5社(AA、UA、DL、NW、CO)の12月の運航状況が出揃った。各社とも座席利用率では2001年、2000年比ともに上回り、路線や便数の調整が表れてきている。また、太平洋路線の座席利用率はAAとNWが2001年および2000年の数値を上回った。AAはそれぞれ2.4ポイント増、1.7ポイント増の75.4％、NWは6.3ポイント増、5.6ポイント増の83.2％となっている。なお、5社の全路線の実績は以下を参照。

▽AA（括弧内は2001年比、2000年比）
有償旅客マイル：103億5997万4000RPM(14.0％増、5.7％減）
有効座席マイル：141億3717万2000ASM(4.6％増、11.4％減）
座席利用率：73.3％(6.1ポイント増、4.4ポイント増）
▽UA（括弧内は2001年比)
有償旅客マイル：94億5498万6000RPM（21.3％増)
有効座席マイル：124億5197万2000ASM(8.0％増）
座席利用率：75.2％(6.3ポイント増)
▽DL（括弧内は2001年比、2000年比）
有償旅客マイル：86億3942万6000RPM(14.2％増、3.0％増)
有効座席マイル：116億2521万5000ASM(1.7％増、5.7％減）
座席利用率：74.3％(8.1ポイント増、6.2ポイント増）
▽NW（括弧内は2001年比、2000年比）
有償旅客マイル：60億1960万1000RPM(12.3％増、0.4％減)
有効座席マイル：78億3149万5000ASM(5.5％増、6.3％減)
座席利用率：76.9％（4.7ポイント増、5.1ポイント増)
▽CO（括弧内は2001年比、2000年比）
有償旅客マイル：48億2850万5000RPM(7.0％増、4.4％減）
有効座席マイル：65億2254万3000RPM（5.0％増、7.9％減)
座席利用率：74.0％(1.3ポイント増、2.6ポイント増)