阪急交通社は同社のホールセール商品「グリーニングツアー」の造成・販売を９月30日をもって中止する。同社は上期の販売状況を見定めた上でグリーニングツアーを存続するか中止するかの決定をする方針を打ち出していた。今後は同社の主力商品である「トラピックス」の販売に注力し、メディア、カタログ、インターネットなどの直販チャネルを通して拡大を図る。そのため、トラピックス・ブランドにゆとり・高品質の「ロイヤルコレクション」、「クリスタル」とスタンダードの「トラピックス」、ＦＩＴ志向の「e-very」などの商品を設け、旅行者の多様なニーズに対応していく。さらに、グリーニングツアーで人気のあった一部の商品についてもトラピックス・ブランドに組み入れ「トラピックススペシャル」として、旅行会社での販売を行なう。