食から地方へ広がる日本の魅力——Jacada Travelが見るラグジュアリー旅行の可能性
アフリカ・アジア・中南米など世界各地でプライベート仕立ての旅を手掛けてきたJacada Travel。2023年に同社へ入社したプロダクト・マネージャーのニール・プロセロ(Neill Prothero)氏に、日本の旅づくりについて話を聞いた。
ニール・プロセロ 氏(以下敬称略) Jacada Travelでは15年以上にわたってラグジュアリー層のお客様を日本へ送り出しており、現在は年間100件以上の旅程を手掛けています。日本は、食や文化を体験したいカップルのお客様にとって重要なデスティネーションですが、近年はファミリー旅行の人気も高まっており、よりアクティブな体験を取り入れるケースも増えています。
プロセロ まず、お客様が旅に何を求めているのかを理解するため、旅程について時間をかけて話し合います。その上でリサーチを行い、DMCやサプライヤーと協議し、お客様に提案、修正を重ねて旅程を完成させます。DMCや現地パートナーには、最初の協議の段階から関わってもらいます 。
プロセロ 日本では複数のDMCやサプライヤーと連携しています。現地パートナーを選ぶ際には、知識の豊富さや商品の幅、そして経験豊富で質の高いガイドにアクセスできるかどうかを重視しています。宿泊施設については、伝統的なラグジュアリーブランドのホテルに加え、伝統的な旅館が持つ本物らしさやホスピタリティにも注目しています。ガイドには経験はもちろん、非常に高い語学力、日本の歴史や美術・工芸、食文化に関する専門知識を求めています。こうしたパートナーとは、PUREやFurther Eastといった業界の商談会で出会うことも多いですね。
プロセロ ガイドはDMC経由で手配しています。ラグジュアリー層向けのガイドの質は非常に高いことが多い一方、このレベルで対応できるガイドの不足は大きな課題になり得ます。
