大韓航空とアシアナ、マイレージ統合案が承認 既存マイルは10年間維持
大韓航空は9月15日、アシアナ航空とのマイレージ統合案について、韓国公正取引委員会(KFTC)の承認を取得したと発表した。両社のマイレージは、統合航空会社が発足する12月17日から統合運用する。
既存のアシアナ航空のマイレージについては、統合後も10年間、大韓航空の「スカイパス」とは別に維持・運営する。利用者は従来のアシアナ航空の控除基準に基づいて特典を利用できるほか、希望するタイミングで残余マイレージをスカイパスに一括移行することもできる。統合後に新たに獲得するマイレージはスカイパスに加算する。
スカイパスへの移行比率は獲得方法によって異なり、搭乗による獲得分は「1対1」、クレジットカードなど提携サービスによる獲得分は「1対0.82」とする。移行後の取り消しはできず、マイレージの有効期限は従来の期限を引き継ぐ。10年間の別運用期間終了後は、残存するアシアナ航空のマイレージを同じ移行比率でスカイパスへ自動的に移行する。
既存のアシアナ航空マイレージについては、統合後、大韓航空が運航する全路線の特典航空券や座席アップグレードなどにも利用できるようになる。これまでのアシアナ航空運航路線に加え、大韓航空のみが運航する路線まで利用対象が広がる。
特典航空券用の座席についても拡充する。統合前の利用実績以上の座席を設定し、特に米州、欧州、大洋州の長距離路線では、過去10年間で最も高かった特典利用実績を上回る提供を目指す。マイレージ使用量についても、統合前の両社会員による年間使用実績の合計を20%以上上回る水準で管理する方針だ。
上級会員制度も統合する。アシアナ航空の既存上級会員は、対応する大韓航空の上級会員資格へ移行し、既存の資格有効期間を維持する。大韓航空はこれに伴い、新たな上級会員区分「モーニングカーム・セレクト」を設ける。
大韓航空は2025年6月にマイレージ統合案をKFTCへ提出。その後約15カ月にわたり検討を進めていた。今回の承認を受け、専用の「マイレージ統合案内サイト」を開設し、統合に伴う制度や手続きの詳細を案内している。


