ニュージーランド航空、成田-クライストチャーチ線を11年ぶり季節運航 南島アクセス強化
ニュージーランド航空は、2026年11月27日から成田-クライストチャーチ線の季節運航を開始する。2015年3月以来、約11年ぶりの季節運航再開となり、日本とニュージーランドを結ぶネットワークを強化する。
同社は現在、日本とニュージーランドを結ぶ唯一の直行便として成田-オークランド線を毎日運航しており、南半球の夏シーズンには週10便体制としている。今回、新たに成田-クライストチャーチ線を週3便で運航することで、日本-ニュージーランド間の直行便は最大週13便となる。南島最大都市への直行アクセスが実現することで、旅行需要のさらなる拡大を見込む。
運航期間は2026年11月27日から2027年5月8日まで。火・木・土曜日に運航し、機材には新内装のボーイング787-9 V4型機を投入する。往路は成田を夜に出発するスケジュールで、仕事後の利用もしやすい設定とした。復路はクライストチャーチを昼に出発するため、各地からの接続利便性向上も図る。
クライストチャーチはニュージーランド南島観光の玄関口として知られ、アオラキ/マウント・クック、テカポ湖、ミルフォード・サウンドなど、人気観光地へのアクセス拠点となる。ニュージーランド政府観光局によると、同国を訪れる旅行者の約61%が南島を訪問しており、南島需要の高さがうかがえる。これまで必要だったオークランドでの国内線乗り継ぎが不要になることで、旅行会社にとっても南島周遊商品の造成や提案がしやすくなりそうだ。
ニュージーランド航空のニキル・ラヴィシャンカールCEOは、観光やビジネス、留学、親族訪問など、日本-ニュージーランド間の渡航需要が高まっているとしたうえで、「日本のお客様に南島へのよりスムーズなアクセスを提供できることを嬉しく思う」とコメントした。また、オークランドとクライストチャーチを起点に国内20都市以上へ接続できるネットワークを活用し、周遊需要の取り込みにも期待を示した。
日本支社長の永原範昭氏は、クライストチャーチを「南島を巡る旅の玄関口」と位置づけ、「多くの日本のお客様に南島の魅力をより身近に感じていただきたい」と述べた。加えて、オークランド発の帰国便を利用すれば、南島・北島を組み合わせた周遊旅行の造成にも適しているとアピールした。
同社は運航再開を記念し、「絶景直行便」キャンペーンも開始している。




