クルーズ業界向けDX基盤「C-Space」開発着手、流通課題の解消へ

  • 2026年4月3日

 セブンシーズリレーションズは、クルーズ業界向けのDX基盤「C-Space」の開発に着手した。複雑な流通構造と業務負荷の高さが課題となる日本市場において、予約・管理業務の効率化と生産性向上を図る共通インフラの構築を目指す。

 日本のクルーズ市場では、商品情報や在庫情報が船社ごとに分散し、確認作業に時間を要する点や、予約・変更などの手続きに手作業が多く介在する点が課題となっている。これにより業務の属人化や煩雑化が進み、市場拡大の制約要因となっていた。

 同社はこれまでクルーズ船社の日本総代理店として培った実務知見を背景に、業界全体の生産性を底上げする共通基盤の必要性を認識し、本プロジェクトを立ち上げた。C-Spaceは特定企業向けではなく、日本市場全体の基盤として機能する設計を目指し、将来的には2030年のクルーズ人口100万人目標への貢献も視野に入れる。

 開発は2026年4月1日にキックオフし、要件定義フェーズに入る。今後は外部パートナーと連携しながら段階的に開発を進め、進捗は随時発信する予定。要件定義完了後には発表会を開催し、具体的な構想や提供価値を提示する計画だ。