国内旅行消費、10-12月期は微減も年間では過去最高に

  • 2026年2月19日

 観光庁が発表した旅行・観光消費動向調査(2025年10-12月期1次速報)によると、同期間の日本人国内旅行消費額は6兆3022億円と前年同期比2.6%減となった。一方で、2025年年間の国内旅行消費額は26兆7746億円と前年比6.4%増となり、過去最高を記録した。

 2025年10-12月期の日本人国内旅行消費額6兆3022億円の内訳は、宿泊旅行が5兆1337億円で同3.5%減、日帰り旅行が1兆1685億円で同1.5%増となった。

 同期間の延べ旅行者数は1億2757万人で前年同期比0.1%減と横ばいで推移した。宿泊旅行は7092万人で同0.2%減、日帰り旅行は5665万人で同0.0%減となった。旅行者数は大きな変動は見られないものの、1人1回当たり旅行支出は全体で4万9402円と前年同期比2.5%減となった。宿泊旅行は7万2385円で同3.4%減、日帰り旅行は2万627円で同1.5%増と、日帰りの単価は上昇している。

 一方、2025年年間の日本人国内旅行消費額は26兆7746億円となり、前年比6.4%増と堅調に拡大した。宿泊旅行は21兆7153億円で同6.8%増、日帰り旅行は5兆593億円で同4.9%増だった。延べ旅行者数は5億5366万人で同2.5%増、年間の旅行単価は4万8359円で同3.8%増。そのうち、宿泊旅行は7万2273円で同4.2%増、日帰り旅行は1万9982円で同2.3%増となった。

 足元の四半期ではやや減速が見られるものの、年間ベースでは旅行単価の上昇と旅行者数の増加が消費額を押し上げたかたち。観光庁は引き続き、ユニバーサルツーリズムの推進やワーケーション等休暇取得促進などを通した国内旅行の需要拡大を図る方針だ。