ACTA年次総会、横浜で日本初開催へ カナダ主要旅行会社ら150名が来日

 日本政府観光局(JNTO)は、カナダ旅行業協会(ACTA)の年次総会「International Destination Conference」を2026年11月30日から12月4日まで横浜で開催すると発表した。ACTA総会の日本開催は初めてで、カナダの主要旅行会社やメディアなど約150名が来日する予定だ。

 同総会は、カナダ国内の旅行会社や旅行アドバイザー、観光関連企業が一堂に会し、旅行動向の共有や商談、教育セッション、視察などを行う業界有力イベント。ACTAは約1万2000人の旅行アドバイザーが加盟するカナダ最大の旅行業界団体で、その年次総会は旅行商品の造成や販売方針に大きな影響を与える場となる。

 今回の横浜開催では、総会本体に加え、前後にプレ・ポストツアーや観光コンテンツ視察を実施する計画だ。参加者が日本各地を訪問し、地域の観光素材を体験することで、具体的な商品造成や送客拡大につながることが期待される。また、日本のインバウンド関係者との商談機会も設けられ、カナダ市場に対して直接アプローチできる実務的な機会となる見込み。

 カナダは安定した成長を続ける訪日市場で、2025年の訪日者数は約69万人に達した。欧米豪市場では米国、豪州に次ぐ第3位の規模を持つ重要市場。JNTOは関係機関と連携し、視察プログラムの提供や商談機会の創出、自治体やDMO、企業向けの協賛プランの展開などを通じて、総会成功とカナダ市場での日本の存在感向上を図る考えだ。