星野リゾート、福岡県初進出 門司港レトロに「BEB5門司港」を2026年7月開業
星野リゾートは2026年7月24日、福岡県北九州市の門司港レトロ地区に「BEB5門司港 by 星野リゾート」を開業する。福岡県での初展開となる同施設は、BEBブランドとしては軽井沢、土浦、沖縄瀬良垣に続く4拠点目。予約受付を2025年12月15日に開始した。
BEBブランドは「居酒屋以上 旅未満 みんなでルーズに過ごすホテル」をコンセプトに、仲間同士で気軽に滞在を楽しめる空間づくりを特徴としている。BEB5門司港では「トキメキ海峡ステイ」をテーマに、関門海峡のダイナミックな景観と港町の情緒を生かした滞在体験を提案する。
館内の目玉となるのは、最上階に設けられた24時間利用可能なパブリックスペース「TAMARIBA」だ。関門海峡を一望できる開放的な空間で、持ち込み飲食も可能とし、地元グルメを楽しみながら自由な時間を過ごせる設計となっている。日中の船の往来や夕暮れ、夜のライトアップされた関門橋など、時間とともに移り変わる景色が魅力だ。
客室は全119室で、すべてが海峡に面した「海峡ビュー」。3名定員の「海峡ツイン」や4名まで利用できる「ヤグラルーム」など、人数や滞在スタイルに応じて選べる構成とした。大きな窓辺には「くつろぎ寝台」を設け、関門海峡を望みながら過ごせるリラックス空間を演出している。
施設はJR門司港駅から徒歩4分の立地で、館内にはカフェ、ショップ、レストラン、大浴場などを併設。料金は1泊6600円から(2名1室利用時、1名あたり、税込・食事別)。