8月のKNT-CT、海外企画122.6%で伸長 総取扱は98.0%
KNT-CTホールディングスの2025年8月総取扱額は281億5765万円で前年比98.0%となった。
国内は団体の一般が企業コンベンションや万博関連の取り扱い増で126.2%と伸長した一方、学生団体は合宿・遠征や宿泊研修が伸び悩み83.4%にとどまり、結果として国内団体合計は99.6%、国内総計は97.6%となった。商品別では、自社企画(フリー型)が関西方面は万博効果で好調ながら他方面の宿泊が伸びず75.8%、一方でクラブツーリズム国内(添乗員付き)は109.1%と堅調であった。
海外は団体の一般が前年の大型スポーツイベントの反動もあり54.8%、学生は語学研修の増加で100.5%となり、団体合計は79.9%に低下した一方、企画旅行は122.6%と伸長した。内訳では自社企画(フリー型)が72.6%となるなか、クラブツーリズム海外(添乗員付き)は欧州方面の好調で126.3%となった。これにより海外総計は100.6%を記録した。
訪日は猛暑や「7月の日本における災害発生の予言」の影響もあり、主に個人旅行が伸び悩んで83.3%に減少した。