令和トラベル、ハワイ子会社のCEOに大木優紀氏 市場再活性化を加速
令和トラベルは10月7日、ハワイ子会社ALOHA7のCEOに大木優紀氏が就任したと発表した。日本人渡航の回復が道半ばとする現状で、新しい世代への訴求と現地パートナー連携の強化により、ハワイ需要の再拡大を図る方針だ。なお、前CEOの井田貴之氏は営業担当副社長に就くという。
同社はコロナ禍後のハワイ市場について、日本からの渡航者数は依然回復途上で、とりわけ若年層の需要が伸び悩むと分析する。この課題を踏まえ、現地法人ALOHA7の経営体制を見直し、発信力と連携力を軸に需要喚起を強める。
新CEOの大木氏は、テレビ局アナウンサー出身で、令和トラベル入社後は広報と動画コンテンツを通じて企業・プロダクト認知の獲得を牽引してきた。2023年4月に執行役員、現在はCCOを務め、2025年10月付でALOHA7のCEOに就任した。現地赴任の上、未訪層を含む若い世代に向けたハワイの魅力再発信に取り組む考えだ。