フィンエアー、ラップランド地方便を大幅増便 過去最多の運航へ

  • 2025年6月11日
ロヴァニエミのアークティック・スノー・ホテル ©Visit Rovaniemi

 フィンエアーは、10月26日から開始する冬期スケジュールにおいて、ラップランド地方へのフライトを過去最多となる便数で運航すると発表した。観光需要が高まる冬の北欧旅行に対応し、特に12月から2月のハイシーズンに集中して増便する。

 同社は、サンタクロースの故郷として知られるロヴァニエミに、昨冬より10便多い週72便を運航予定で、繁忙期には土曜日に最大16便、日曜日に最大14便を投入する。さらに、人気スキーリゾートへのアクセス拠点であるキッティラへのフライトも週41便に拡充し、週末には最大8便を運航する計画。フィンランド最北の就航都市イヴァロでも週末中心に増便し、最大週33便を確保する。

 また、ラップランド地方に加え、フィンランド北部の人気観光地クーサモへのフライトも強化し、土曜日に2便、日曜日に1便を追加する。これにより、旅行者はより柔軟かつ利便性の高いスケジュールで北欧を訪れることが可能となる。