北近畿で広域観光推進 高速交通網で食と歴史の回廊づくり

舞鶴若狭自動車道の開通で京阪神、北近畿一円を環状する高速交通道路網が完成し、沿線の自治体などが広域連携をスタートさせた。「北近畿・琵琶湖 食と歴史の回廊をつくろう会」で、古代から近代へと続く豊富な歴史資産、和食のふるさととして海山の幸を提供してきた食を前面に、情報発信やツアー企画の造成などに取り組む。広域連携は、歴史街道推進協議会(山口昌紀会長)が音頭を取り、兵庫県や京都府、福井県、滋賀県の自治体や観光事業者で設立した。同協議会の井戸智樹さんは「7月20日に舞鶴若狭道が開通し、北近畿を循環高速道が完...