旅行業倒産、10月は3件で低水準、宿泊業は大幅増加

  • 2012年11月8日

東京商工リサーチ(TSR)によると、2012年10月の旅行業の倒産件数は、前年から1件減少し3件となった。負債総額は6500万円。いずれも小規模旅行会社の倒産で、負債総額も前年とほぼ同水準。震災関連の倒産もなかった。一方、宿泊業は前年より10件多い12件に増加。負債総額も前年の7億1900万円から56億1100万円に大幅に増加した。ホテル・レジャー施設経営の大阪観光が負債総額36億円、旅館経営の湖畔荘が負債総額3億円という大型倒産のほか、東日本大震災関連の倒産も2件あった。...