概算要求、観光関係予算は前年並、休暇分散は3.5倍−免税制度の見直しも
国土交通省は2011年度予算の概算要求のなかで、観光関係予算を前年とほぼ同額となる前年比3%増の130億8200万円とした。前年並みに留まった理由は、2010年度予算額が2009年度と比べて2.3倍となる126億5200万円であり、さらなる増額の前に2010年度の効果検証が必要との考えから。国土交通大臣の前原誠司氏は、インバウンドやニューツーリズム、休暇分散化などの振興策を「いよいよ実行するため具体的な予算として概算要求をまとめた」と説明した。主要な要求事項は、「訪日外国人3000万人プログラム第1...