カンタス航空グループ、座席供給量の5%を削減へ−燃油費高騰で路線撤退も

  • 2008年6月4日

カンタス航空(QF)グループは燃油費の高騰を受けて、路線の運休、撤退を含む大規模なリストラを進めることを決定した。コスト削減のため、座席供給量をあらわす有効座席キロ(ASK)を、QFとジェットスター(JQ)などグループ全体で5%を削減するほか、早期退職などの人員削減も実施する。路線網の見直しは国内線、国際線問わず全ての路線が対象で、国内線は、QFが8月からゴールドコースト/シドニー線、ウルル(エアーズロック)/メルボルン線を撤退し、7月からウルル(エアーズロック)/シドニー線を減便。JQは、7月から...