年頭所感 柴田審議官、国民一人ひとりが観光に取り組める計画作りを期待
国土交通省大臣官房総合観光政策審議官の柴田耕介氏は、年頭所感で昨年末に全面改正された観光基本法に基づく観光立国推進基本計画の策定作業に触れ、(1)「美しい国、日本」の実現のための取組みとその情報発信、(2)観光需要、消費拡大のための消費者の視点に立脚した取組み、(3)地域の活性化のための観光産業の生産性向上を含めた取組みの3つの視点を核に同計画をまとめる必要性を説いた。さらに「幅広い企業、個人の参加を得ながら、国民一人ひとりが『観光』という視点で自らの故郷、地域、日本を見直し、観光に取り組めるような...