国交省、インバウンド統計情報の報告書、国・地方・民の一体が不可欠
国土交通省はこのほど、第2回となる「外国人観光客に係る統計情報のあり方に関する研究会」を開催した。これは訪日外客数1000万人の目標に向け、マーケティング機能が重要との視点から、インバウンド統計の現状の把握と統計の収集、処理の方法、課題や問題点を整理するもの。今回は7月に開催した第1回の研究会の検討事項を受け、報告書案の取りまとめを行った。各委員とも改めてインバウンド促進に向けて統計データの整備が重要であるとの認識で一致したが、中でも統計作成に当たり官民の協力が不可欠という意見が強く聞かれた。ただし...