米、入国時に査証免除国の旅客も指紋採取、TIAは旅行需要の減退に懸念
アメリカ国土安全保障省(Department of Homeland Security)はこのほど、10月26日以降に生体認証技術を利用するバイオメトリック・パスポートの導入を2年延期することと決定した。9月30日以降、ビザ査証免除対象国からの入国者に対しても、US−VISITプログラムが適用されることとなる。これにより、日本からの旅客は入国時に、指紋採取機(スキャニング機)、および写真撮影を実施する。このところ、アメリカへの全世界からの訪問者数は上向き基調であり、日本人訪問者数は2003年11月、...