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銀座に「ミレニアム 三井ガーデンホテル」開業、和の雰囲気を強調

  • 2015年1月9日

 三井不動産グループは2014年12月17日、シンガポールのホンリョングループが展開する「ミレニアム&コプトーンホテルズ」との協働により、東京・銀座に「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」をグランドオープンした。「ミレニアム」ブランドの日本進出はこれが初めてで、主なターゲットは女性客と訪日外国人旅行者。外観・内観ともにデザインは「和」の雰囲気を演出し、訪日外国人旅行者向けには「クールジャパン」を印象づける特別な「コンセプトルーム」も設けた。オープンに先立ち開催された内覧会から、ホテル内の様子を紹介する。

  • ホテルは地上14階・地下1階の全329室。東京メトロの銀座駅から徒歩2分、東銀座駅から徒歩1分の利便性の高い場所にあり、銀座四丁目交差点や歌舞伎座などからも至近距離にある

    外観

  • ホテルの壁面。外観のデザインは「三井ガーデンホテル 京都新町 別邸」も手がけた建築家の石川雅英氏によるもの。デザインのコンセプトは「織(weave)」で、篭の編み目をモチーフとした

    外観

  • レセプションの背後にはLED照明を利用した巨大なアートワークを設置。内装は、香港に拠点を置くデザイン事務所の「CL3」がアジア的かつミニマルなデザインで統一した

    ロビー

  • ロビーには着物デザイナーの斎藤上太郎氏によるアートワークを展示。2つの月と四季の花々によって、銀座における時の流れや異文化の交わりなどを表現したという

    ロビー

  • ホテル上層階の一部にのみ設けたデラックスツインルームは広さ37.7平方メートル。同ホテルの客室はいずれも天井高3メートルで、バスルームをガラス張りにするなど開放感を重視した

    デラックスツインルーム

  • 室内からの眺望。晴海通りに面した客室からは、銀座の街並みの向こうに東京スカイツリーを見ることもできる

    デラックスツインルーム

  • バスルーム。利用客がくつろげるよう、バスタブは全室で深さ約55センチメートルに設定し、ゆとりを持たせた

    デラックスツインルーム

  • デラックスツインルームには「クールジャパン」を印象づける「コンセプトルーム」を2室設置。写真は、日本橋「箔座」とのコラボレーションによる10階の「箔座 金箔ルーム」

    金箔ルーム

  • 洗面台には「美容金箔マスク」も用意。そのほか、金箔を配合した化粧品や入浴剤なども用意している

    金箔ルーム

  • 入室してすぐに目を引く金色のスツール。素材に純金を練り込んでいる

    金箔ルーム

  • もう1つの「コンセプトルーム」は、ミキモトコスメティックスとのコラボレーションによる「パールルーム」。日本橋の老舗寝具会社と共同開発した枕などにも、ミキモトの真珠をあしらっている

    パールルーム

  • 真珠由来の美容成分を配合した基礎化粧品は自由に使用可能。室内には真珠を模した照明器具も設置した

    パールルーム

  • シャンプーやコンディショナーはミキモトコスメティックスの商品で統一。真珠を材料として用いた入浴剤も用意している

    パールルーム

  • 角部屋のコーナーツインルーム。日中は広々とした2面の窓から日光が差し込む。広さは31.4平方メートル

    コーナーツインルーム

  • 客室内にはネスプレッソのカプセル式コーヒーメーカーも用意。好きな時に本格的なコーヒーを楽しめる

    コーナーツインルーム

  • スーペリアツインルームは全室が晴海通りに面している。広さは26平方メートル

    スーペリアツインルーム

  • ホテルの中心に位置するセントラルダブルルーム。眺望の代わりに静けさとリーズナブルな価格を提供する。バスタブは設けずにシャワールームのみ設置し、その分客室スペースにゆとりを持たせた。広さは21.5平方メートル

    セントラルダブルルーム

  • 客室フロアの通路。宿泊客の移動を楽しませるために、照明を用いて波紋を模したデザインを投影している

    通路

  • 地下1階の「ALL DAY DINING NiKO GINZA」。テーマは「フュージョンジャパニーズ」で、築地から仕入れる新鮮な食材を使い、フレンチやイタリアンに和の要素を盛り込んだ料理を提供する

    ダイニングルーム

  • ビュッフェスタイルの朝食のコンセプトは「楽しみになる朝食」。スペイン産生ハムを原木で提供し、朝から切りたての生ハムを好きなだけ楽しめる

    ダイニングルーム